親類に婦人服のパタンナーをしていた伯母がいます。職業柄ですか、素人目にもおしゃれで素材も着心地もよさそうな素敵なお洋服をいつも着ていました。(多分お気に入りブランドはヨーガン・レール。渋好みです。)もう十数年前になりますが、その伯母さまが会社を定年退職されたのを機に、手持ちのお洋服を整理されたことがありました。数々のブランド服を処分される際、少し手間をかけて丁寧にお洋服からボタンを外し、私に譲ってくれたのです。多分、ブランド特注と思われるようなボタンもあったりして、私からしたら宝石でも譲り受けたぐらいの嬉しさでした。こんなボタンはなかなか自分では買うことはできないし、出会うこともあるかないか。。。自作服を作ったときに、少しずつ大切に使わせてもらっています。
もー大げさだなー😓なんて思われちゃいそうですが、ボタンは私にとって宝石のようなもの。娘がソーイングが好きだったら(実際、そんなに好きでもないんですけど…)、親から子に受け継いでいきたいぐらいの価値があります。いつか誰かにこのボタンを譲れる日がくるといいですね。また誰かが大切に使ってくれることを想像するだけでもなんか幸せになれます。
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